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太極図

太極図 

太極図は中国の思想、目に見えない宇宙万物の根源的であり、太極から陰陽の二気が生じ、さらにその二気が動くことから、「水火木金土」の五行が成立し、その後、男女が生まれ万物が生成するという原理を説明するために考えられた図形です。 

太極図の起源は、原始時代の陰と陽の概念に遡ることができます。宇宙は無限大なので「太」と「極」という程度副詞で表しています。 
 

太極ブレスレット


太極図は、中国哲学における「道」の文化的意味を説明し、宇宙の深さと幻さに対する考え方と理解を最も簡潔な図形で表現しています。 

その中、太極図は陰陽のシンボルまたは道教のシンボルとしても知られ、中国文化の記号のひとつです。太極図は、黒と白の二色で表され、統合されており、互いに引きあい補いあうというのを表現しています。 

また、黒と白の二色は、陰と陽、天と地、陰陽界(現世と死後の世界)を示しています。陰の中央にある白色の点は陰中の陽を表し、いくら陰が強くなっても陰の中に陽があり、陽の中央の点は陽中の陰を示し、いくら陽が強くなっても陽の中に陰があり、後は交互に転じることを表現しています。 
 

陰陽ペアネックレス


ヨーロッパ文化における太極図 

太極図は単純な幾何学的形状であり、似たような図形は多くの文化で見られます。紀元前5世紀には、宋王朝の後期の道教太極図と似ているケルトアートの模様があることが分かりました。その後、ローマ帝国の軍服の記章には、ほぼ同じ太極図の模様も発見されており、色だけは違うというのです。