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蓮の花

蓮の花 

 蓮は深き泥水から美しい花を咲かせることで、いくつかの文化や宗教においては、蓮の花は美と聖潔の象徴と呼ばれています。 

各宗教における蓮の花の意味合い 

仏教 
 仏教では、蓮の花は純潔、悟り、忠誠心に関わっていると考えられています。蓮の花は泥水の中から立ちあがるが、泥の汚れに影響されず、香りよく咲き誇ることは「仏は生死の悩みの中で生まれたこと」を比喩しているとされます。蓮華の五徳とは、淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)、一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)、花果同時の徳(かかどうじのとく)、一花多果の徳(いっかたかのとく)、中虚外直の徳です。そのため、仏様は蓮の花の台座に座ることがよく見かけます。 

 

大仏

インド教 
 インド教では蓮の花はチャクラの一部を表し、脈輪と呼び、美しさ、繁栄、知識、生殖能力、そして最も重要なのは永遠と霊性に繋がっています。 
 また、インド教の神々はお花に関わっていることが多く、例えば、繁栄の女神ラクシュミは、常に満開の蓮の花の上に座っているように描かれています。 
 

ラクシュミ


エジプト文化 
 エジプトでは、蓮の花をSeshenと言い、太陽と再生を表しています。学者たちは、蓮の花が夜に沈み、朝に再び昇るようで、エジプト人は蓮の花を「再生/リボーン」の象徴と見なしたと信じています。 
 古代エジプト、明け方に太陽が東の蓮の花から昇り、夕方に西の蓮の花に沈むと信じられていました。また、エジプト人は蓮の花を死に結びつけました。死者の書では復活と再生を象徴する魔法の呪文を借りて、死者を蓮の花に変えて、永生になると述べています。 

 蓮の花のジュエリーを身につけることは、インド教や仏教への信仰の表現形式の一つです。また、常に謙遜な心を保ち、内心の平和を大切にすることを注意してくれます。

 

オブシディアンハスの花ネックレス